山々に抱かれた水分れの地。澄んだ空気、山から流れ込む清らかな水、栄養を蓄えた粘土質の土壌、さらには盆地特有の寒暖差と深い霧が田畑の産物の味わいを増す。(年平均気温は14℃と瀬戸内海側に比べ1~2℃低く、降水量は年間約1.700mmと瀬戸内海側よりかなり多い。年間63日余り、晩秋の10月~11月に10~15日程度の濃霧があり、丹波霧と呼ばれている。)

自然に恵まれた豊穣の地は、古来、四季折々に山の名品、里の逸品を育んできた。全国に名を馳せる栗、黒大豆、大納言小豆などは、古来より朝廷や幕府に献上され、現在も高い評価を得ている。秋の収穫期には、様々な味覚フェアが開催され、多くの来訪者でにぎわう。